中国が、有人宇宙船「神舟6号」を搭載する長征2F型ロケットに17の重要な技術改良を行ったことにより、打ち上げの安全性がより一層高まっています。
これは、中国有人宇宙飛行プロジェクトロケットシステムの劉宇指揮総長が、酒泉衛星発射センターで北京放送記者によるインタビューを受けた際述べたものです。
劉宇さんは、「これまでと違って、専門家と技術者はロケットに、『神舟6号』の上昇段階での全ての動作をリアルタイムで伝送できるシステムを設置した。また、操作ミスによる故障を防ぐため、ロケットに安全措置を装備した。そのほか、飛行士の船内での乗り心地を向上させるため、ロケットエンジンの振動頻度を調整した」と述べました。
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