中国共産党中央紀律検査委員会の呉官正書記は、30日、北京で、整備の強化を通じて、中国は腐敗現象をある程度食い止めたと明らかにしました。
これは、呉官正書記が北京で開かれた第5回アジア太平洋地域腐敗防止会議に参加した一部の国と地区及び国際機構の代表と会見した際述べたものです。
この中で、呉官正書記は、「中国は、構造調整と社会変革の時期にあるので、一部の腐敗問題の発生は避けられない」との見解を示した上で、「これに対して、中国は腐敗予防対策を強化し、党と政府部門における公務員による職権乱用、民衆の利益への侵害などを重点的に調べ、処理してきた」と強調した後、「中国は各方面と共に、アジア太平洋地域の腐敗防止の活動を深く進め、腐敗防止の面で更に大きな成果を勝ち取るために努力していきたい」と表明しました。
「腐敗防止、公平や発展の促進」をテーマとした今回の第5回アジア太平洋地域腐敗防止会議は、当日北京で閉幕しました。
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