中国糧油食品進出口(集団)公司と米コカコーラ社の合弁会社・甘粛中糧可口可楽(コカコーラ)飲料公司が29日に開業した。新会社の投資総額は1200万ドル。コカコーラ社にとっては中国最大の生産拠点になる。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
一方、コカコーラ社のライバルである米ペプシコーラ社は、これまで中国西北地方には生産拠点を設けていない。
中糧可口可楽の欒秀菊総裁(社長)は「甘粛の新工場は全国でも最大規模。(工場設立により)現地でより多くのビジネスチャンスを得られるだろう」と話す。