コートジボアール問題担当のソリ国連事務総長特別代表は29日、首都アビジャンで、対話を強化し、緊迫した国内情勢を緩和させ、民族の和解を促進するよう各勢力に呼びかけました。
これは、ソリ特別代表が当日行われた記者会見で述べたもので、国内危機に陥る各勢力は、憲法を解釈する上で、意見の食い違いが大きく、和平協定が提唱した民族和解から遠く離れていくと指摘しています。
ここ連日、現任のバクボ大統領が10月に任期満了後、引き続き大統領の権力を行使するのか、また、暫定政府を設立するかなどの問題について、バクボ大統領は野党連盟と激しく対立し、コートジボアールの政治危機を激化させてています。
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