中国とインドの国境問題の中国側特別代表の戴秉国・外交部副部長と、インド側特別代表のナラヤナン国家安全顧問は26~28日、北京で第6回特別代表会合を開催した。双方は、中印国境問題の解決の枠組みについて協議し、第2段階の活動に向けてよいスタートを切った。
双方は、「中印両国の戦略的協力パートナーシップの良好な情勢は、歴史が残した両国国境問題の解決に、よりプラスの環境を提供している」との認識を示した。中印両国政府は今年4月、「中印国境問題の解決に向けた政治的指導原則に関する協定」に調印した。これは、会合が重要な段階的成果を得て、国境問題の解決に向けて良好な基盤が固められたことを示している。双方は、これまでの成果を基礎として、両国関係の政治、戦略的視点、両国の国民の根本利益という大局から出発し、国境問題解決の枠組みを積極的かつ建設的に模索し、国境問題の早期、公平かつ合理的な解決を推進していくことで合意した。
双方はまた、次回の特別代表会合をインドで行うことで合意した。具体的な開催時期は外交チャンネルを通して決定する。(編集SN)
「人民網日本語版」
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