国際通貨基金の政策決定機構である・国際通貨金融委員会は24日、「当面、世界経済が直面している原油価格の高騰、貿易保護主義の増強 世界の発展不均衡、金融市場の引き締めなどの問題は同基金が近い内に提案した政策決定の重点となる」と表明しました。
この委員会は報告で「インフレが世界範囲で効果的に抑えられたが、石油価格の高騰は価格の安定を脅かすことになる」と述べました。
報告は更に「WTO・世界貿易機関ドーハラウンド交渉が来年の末に成功を収めることは世界の経済成長と貧困撲滅にきわめて重要な意義があるが、ドーハラウンド交渉は今尚厳しいチャレンジに直面している」としました。
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