24日、イギリスの首都ロンドンとアメリカの首都ワシントンではそれぞれ反戦デモが発生しました。デモ参加者は一日も早くイラクから軍隊を撤退するよう政府に求めました。
報道によりますと、アメリカ各地からの数万人の反戦者が24日、ワシントンで集会し、ホワイトハウス周辺でデモ行進を行い、一日も早くイラクから軍隊を撤退し、巨額の戦争費用を教育や就職などの面に投入するようブッシュ政府に呼びかけました。
同じくこの日、およそ1千人近くのデモ参加者がロンドン市の中心部で反戦デモを行い、イラクからの軍隊撤退を政府に要求しています。デモ参加者は、「最近、イラクのバスラで起きた衝突が表明しているように、イギリスは直ちにイラクへの占領を停止すべきだ」としています。
最新の世論調査の結果によりますと、調査を受けた59%のアメリカ人は、イラク戦争を発動したことが間違いだと見ており、63%の人が完全或いは部分的にイラクから撤退することに賛成しています。また、アメリカがイラク戦争で勝利できるとみる人は半分にも達していないとのことです。
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