中国の新聞『人民日報』は25日文章を発表し、発展途上国とりわけアフリカ諸国の発展問題に更に関心を払い、アフリカにより多くの支援と協力を提供するよう先進国に呼びかけました。
この文章は、「アフリカは今日でも相変わらず全世界で最も貧しい大陸である。この現実を見逃してはいけない。アフリカ諸国の弱い経済基盤と立ち遅れた社会環境により、経済の発展は難しく、多くの困難に直面している。しかし、過去十数年間に、先進国の貧しい国への支援が先進国のGDPに占めた割合は上昇したどころか、逆に減少したのである。一部の先進国が市場の開放と自由貿易を吹聴するとともに、貧しい国からの商品に貿易障壁を設けている。」と述べた上で、更に、「中国はまだ発展途上国であるが、数十年来、アフリカ諸国に大量の経済援助を提供しており、これら国の経済と社会の発展を力強く支持してきた。アフリカの安定と繁栄が世界の平和と発展に関わることから、国際社会の一員として、国際社会からの関心と支持を得られるベきだ」と指摘しました。
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