新華社通信によりますと、ロシアのラブロフ外相が現地時間23日ロシアでの記者会見で、「IAEA・国際原子力機構理事会によるイラン核問題の決議は客観的な事実を反映し、事態の発展にプラスになるべきだ」と主張しました。
ラブロフ外相は「決議は国際原子力機構のエル・バラダイ事務局長が9月2日に打ち出した報告に基づくべきで、その報告はイランが核拡散防止条約の義務に違反したと指摘していない一方、IAEAがイランの核問題で進展を収め、イランとより密接的に協力する意向を示した」と語りました。
ラブロフ外相は更に、「ロシアはイランが違反した資料を入手しておらず、イランの核問題がIAEAの枠内で解決できないとは思わない」と述べました。
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