ロシア科学院極東研究所は、21日モスクワで中国のチベット自治区成立40周年を祝うためシンポジウムを行いました。
ロシア学者はシンポジウムの席上、「チベット自治区の成立は、チベット史上において深い意味を持っている。自治区が成立して以来、チベットは政治、経済、文化などの面で大きく進展した」と指摘しました。
ロシア中国友好協会極東研究所のチタレンコ所長は、「中国は少数民族地域の経済を発展させ、伝統文化を保護する面で、ロシア側が参考すべき経験がたくさんある」と指摘しました。
ロシアの漢民族専門家とチベット族専門家30人あまりは、このシンポジウムに参加し、ロシアとチベット自治区の更なる交流と協力を期待する願いを表明しました。
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