シンガポールのリー・シェンロン(李顕竜)首相は20日、中国の呉儀副首相と会見しました。この席で、双方は、各分野における交流と協力をより拡大し、友好協力関係を絶えず促進することを強調しました。
リー・シェンロン首相は、「今、中国との関係は順調に発展している」と評価した上で、「共に努力すれば、2010年の二国間貿易額が500億ドルという目標はきっと早めに達成できる」と示しました。
これに対し、呉儀副首相は、「中国とシンガポールは、利益が共通する分野が多く、両国の経済貿易協力も数多くの成果を収めた」と述べ、「中国は、シンガポールとの関係を重視し、平等互恵に基づいた協力が新たな進展になるよう促進していく」と表明しました。
双方は、中国がASEAN・東南アジア諸国連合との関係の発展、とりわけ中国ーASEAN自由貿易区の建設プロジェクトの推進に引き続き努力することで合意しました。
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