アメリカのブッシュ大統領は16日ホワイトハウスでアメリカを訪問中のロシアのプーチン大統領と会談を行いました。ブッシュ大統領は会談後の合同記者会見で、「イランと朝鮮の核問題における米ロ両国の目標は一致している。即ち、双方はいずれもこの二ヵ国が核兵器を保有することに反対する。」との姿勢を示しました。
ブッシュ大統領はその際、「プーチン大統領と、いかに外交手段を通じてイランと朝鮮の核問題を解決するかについて討議した。イランが関連決議に違反すれば、国際社会がイランの核問題を国連安保理に付託することに同意すると信じている」と述べました。
これに対して、プーチン大統領は、「イランと朝鮮の核問題においては、ブッシュ大統領の立場とほぼ似かよっている。ロシアはイランが核兵器を保有することに反対する。」と述べると共に、「イランのアハメディ・ネジャド大統領は15日、イランが核兵器の開発をしないと約束した」ことを明らかにしました。
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