去年10月から中国で開催されているフランス文化年の閉幕を控え、中仏両国指導者による成果の一つとして、中国山西省の平遥(ピンヤウ)とフランスのプロヴァンスの友好都市締結式が15日北京で行われました。UNESCO(ユネスコ)・国連教育科学文化機関の「世界文化遺産」に登録された都市同士が友好都市を締結するのは、今回が初めてです。
中国の平遥古城は、明、清の時代の中国漢民族の伝統的な建築を完全な形で保存してきたことから、1997年にユネスコによって「世界文化遺産」に指定されました。また、フランスのプロヴァンスも、町全体が11世紀から13世紀までのヨーロッパの変遷を示していることから、2001年に「世界文化遺産」に登録されました。
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