北京で行われている朝鮮半島の核問題をめぐる第4回6カ国協議第2段階会議は16日、4日目に入り、参加各国は様々な形の協議を続けています。
いまの協議の主なテーマとして、朝鮮に軽水炉を供与するかどうかという問題で、朝鮮とアメリカの間には意見の食い違いがあります。アメリカ代表団のヒル団長は15日夜、「アメリカは、朝鮮の軽水炉建設という要求を満たすことはいま考えない」と述べました。
一方、朝鮮代表団のヒョン・ハクボン(玄鶴峰)スポークスマンは「朝鮮は軽水炉を建設する権利を持つことを堅持する」と改めて強調しました。
中国代表団の劉建超スポークスマンは15日夜、「中国は、各側が平和、安全、発展という大局から出発し、引き続き建設的な努力を払い、朝鮮半島の非核化を実現するために条件を作り出すよう希望する」と述べました。
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