北京で行われている朝鮮半島の核問題をめぐる第4回6カ国協議第2段階会議は15日、3日目にはいりました。当日午前の協議は二国間協議を主とし、午後首席代表会議を行います。
伝えられるところによりますと、協議の重点は朝鮮が軽水炉を持つことができるかどうかにあります。朝鮮側は、「朝鮮の完全な核開発放棄の見返りとして、6カ国協議枠組み内で新たな軽水炉の建設を希望する」と要求しています。これに対してアメリカ首席代表のヒル国務次官補は15日、「アメリカ側は依然として根気よい気持ちを保っている。しかし、軽水炉の問題について朝鮮側と交渉したくない」と表明しました。韓国首席代表のソン・ミンスン(宋旻淳)外交通商次官補は、「朝鮮が軽水炉を持つ『チャンス』はまだある」と述べました。
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