中国の胡錦涛国家主席は14日、ニューヨークの国連本部で、「現在、各国が直面している最も緊迫な任務は、国際発展協力を強化し、南北の格差を縮小させ、ミレニアム開発目標の実現を確保することだ」と述べました。

　胡錦涛国家主席は講演の中で、ミレニアム開発目標の実現や普遍的なな発展の促進について四つの提案を出しました。それは、改革を一層深化させ、国際的な経済体制とルールをこれまで以上に合理的かつ公平なものにしていき、特に発展途上国が関心を寄せる問題を十分に反映すること、発展モデルの多様性を尊重し、発展経験の交流を推し進めること、ミレニアム開発目標の進展の評価の枠組みを確立し、国際協力と発展の援助承諾の実行状況を監督し促進すること、国際発展協力の推進における国連の役割を強化することです。