世界銀行は12日ベルリンで発表した「2006年世界開発報告」で、「チャンスの均等と経済発展との関係はますます緊密になっている。社会での公正をより多く実現させてこそ、世界範囲での貧困危機を真に克服できる」と指摘しています。
この報告書は、「1990年代から、世界範囲における貧困現象はいくらか減少した。特に中国とインドが貧困扶助で比較的大きな進歩を得ている。しかし、ラテンアメリカ地域では、社会的矛盾の激化が地元の経済発展の主な制約要素となっている」としています。