G20・20ヵ国グループの閣僚会議が10日パキスタンの避暑地ムレーで終了しました。
会議で発表された声明は、農産物の補助を次第に減らすと共に、5年内に農民への輸出手当てを取り消すよう先進国に要求しました。
この声明は、農産物の関税を引き下げ、発展途上国の農産物の発展のために市場参入と公平の競争のチャンスを提供するよう先進国に求めました。20ヵ国グループの代表は、「農業は20ヵ国グループの加盟メンバーの経済的支柱である、もし、先進国が今回の会議に積極的な反応を示さなければ、今年12月中国の香港で開かれるWTO・世界貿易機関第6回閣僚会議は失敗の危険に直面するだろう」と述べました。
20ヵ国グループは1999年発足し、加盟メンバーには、先進七ヵ国、EU・欧州連合、中国、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラブア、南アフリカ、トルコなどが含まれています。
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