『ザ・レイプ・オブ・南京』(『南京大虐殺:第二次世界大戦の忘れられたホロコースト』)の著者である中国系アメリカ人作家張純如さんの銅像が9日、南京大虐殺記念館に設置されました。
アメリカに生まれ育った張純如さんは、第二次世界大戦期間中、日本侵略軍による南京大虐殺の歴史をより多くの西洋人に理解してもらうため、中国、日本、アメリカ三国を駆け巡り、南京大虐殺に関する第一次資料をつぶさに探した後、三年間余りをかけて『ザ・レイプ・オブ・南京』を著しました。その本は1997年に出版された後、欧米諸国で注目を集めましたが、張純如さんもまた大きな圧力を受け、それによるストレスに耐えられなくなって、2004年に自殺し、36歳でこの世を去りました。
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