抗日戦争を経験した海峡両岸の退役兵士たちの交流会が9日、当時中国戦場での日本侵略軍降服調印式が行われた南京で開催されました。中国大陸と台湾の退役兵士たちは、一堂に会し、抗日戦争勝利60周年を記念するとともに、世界の平和を祈願しました。
中国全国人民代表大会常務委員会の許嘉璐副委員長は交流会で、「抗日戦争期間中、前線の国民党軍隊と敵の後方で戦った共産党軍隊は党派を問わず、互いに協力して共同の敵を撃退した」と述べた上、「今、海峡両岸の同胞たちも手を結び、中華民族の復興のために共に努力しよう」と呼びかけました。
台湾の退役兵士許歴農さんは、「中国の国民全体は、国の統一を促進し、世界の平和を擁護するために共に努力しなければならない」と述べました。
|