アメリカのパウエル前国務長官は8日、ABCのインタビューに答え、アメリカ政府がイラク戦争を発動する前に、アメリカを代表して、国連でイラクが大量破壊兵器を所持しているなど不確実な言論をしたことに後悔したことを示しました。
パウエル前国務長官は、「自分がアメリカを代表して、世界向けにこういう言論を発表した人で、長い間、それに苦しめられている。当時は、アメリカ中央情報局が提供した情報によって発表したものだが、その後、イラク戦争前後、アメリカの情報システムの働きは正常ではないことに気づいた」と述べました。
パウエル前国務長官は、また、フセイン政権が国際テロリズムと結託していたというブッシュ政権の見方に疑問を持っていると示しました。
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