イスラエルの政府関係者は24日、「イスラエルとエジプトは、ガザ国境地帯の軍隊配備に最終的な合意に達した」と明らかにしました。

    この合意によりますと、イスラエルがガザから撤退した後、この地区の武器密輸活動を取り締まるため、エジプトはガザの国境地帯に750人の警察を配備し、ガザ地帯南部の国境地区のパトロールに当たらせるべきだということです。

    報道によりますと、イスラエルとエジプト双方は、イスラエルのガザ撤退後、エジプトのガザ国境地帯の軍事配置問題について、数ヶ月に亘る協議を行いました。イスラエルのシャロン首相は、「エジプトがガザ地帯とイスラエルとエジプトとの国境地帯の安全責任を担ってこそ、イスラエルはこの地区から撤退できる」と表明しました。