フランスの繊維製品小売業者は「EUが弾力性のある政策を実施しなければ、フランスの店で在庫が不足するため、小売価格の上昇を引き起こす可能性がある。したがって、消費者が今年の秋に繊維製品を買う時の選択が少なくなり、費用が上昇する一方で、実際に損を受けるのはフランスの消費者たちである」としています。

　このほど、EUが中国の一部の繊維製品に対し設けた輸入割当額が使い尽くされ、大量な中国製繊維製品はEU各加盟国の税関に差し押さえられたままで、ヨーロッパ市場に入れない状態にあります。