中国銀行は18日、英スコットランドロイヤル銀行(RBS)グループとの戦略的投資・提携に関する文書を交した。RBSは31億ドルを出資して、中国銀行の株式の10%を取得する予定。取引には政府関連部門、管轄部門の承認が必要となる。中国銀行が海外からの出資を受け入れるのは初めてとなる。
中国銀行は、商業銀行としては歴史の長さ、国際化レベル、資本力ともに国内トップクラス。英金融誌「ザ・バンカー」の資本力ランキングでは、世界の銀行1千行の第18位にランクインており、アジアでもトップだ。RBSグループは欧州第2位、世界第6位の世界的な銀行グループで、販売、保険業務、財務管理など特色ある業務を展開する。
提携の重要な一環として、双方はクレジットカード、資産運用、法人向け業務、個人向け保険販売などの分野で広く協力を進める。さらに、企業統治(コーポレートガバナンス)、リスクマネジメント、財務管理、人的資源管理、情報技術など、銀行経営を支えるインフラ分野でも、緊密に協力していく。
RBSは代表1人を董事(取締役)として中国銀行に派遣する。(編集KS)
「人民網日本語版」
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