全人代常務委員会の呉邦国委員長は12日北京で、中国訪問中のカンボジアのシハモニ国王と会見し、現在、中国とカンボジアの関係はその発展の重要な時期にあることから、中国は両国の各分野での実務的協力を推し進めていきたいと表明しました。
呉邦国委員長は、その際、「新世紀に入って以来、中国とカンボジアの両国関係は引き続き発展している。中国全人代とカンボジア議会との間では各レベルの友好往来も保たれ、双方は国際的なまた地域的な機関でも良好な協力を行っている。中国の全人代はカンボジア議会と更に交流と協力を深め、両国関係の全面的な発展のために新たな貢献をしていきたい」と述べました。
それに対して、シハモニ国王は、「カンボジア王室と国民は中国との関係を新しい段階に推し進めるため努力していきたい」と示したほか、カンボジアは一つの中国政策を堅持し、台湾独立に固く反対すると改めて表明しました。(08/12)
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