中国の李肇星外相は11日、北京を訪れているイランの ホスロ外務次官と会見し、当面のイラン核問題について意見を交換しました。
ホスロ外務次官はイギリス、フランス、ドイツ三カ国が最近提出したイラン核問題解決の長期協定枠組みについてのイランの立場を説明し、イラン側の考えを通報し、イランの核問題の平和利用の権利を強調しました。
これに対し、李肇星外相は中国側の原則的立場を重ねて強調した上で「当面もっとも重要なのは対話と協議プロセスを維持することである。各側は忍耐力を保ち、建設的な協力を通じて、イラン核問題を国際原子力機関の枠組み内で解決させるよう望んでいる」と述べました。
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