中国黄河水利委員会の責任者は、このほど新疆ウイグル自治区のウルムチ市で、「黄河全流域で水土保持達成の整備面積は、2004年、初級段階で1万2千700平方キロに達しており、この流域における生態整備は成果を上げている」と明らかにしました。
これについて、この責任者は、「西部大開発の継続と区域経済社会の持続可能な発展への要求に従って、黄河の上流域と中流域の水土保持はますます大きな圧力がかけられている。これによって、委員会は黄河流域の水土保持生態建設を国家重点建設計画に盛り込むよう提案した」と強調した上で、「生態建設に充てる資金をより増やすため、水土流失の深刻な黄土高原地区への外資導入と金融貸付を奨励する補助政策を制定するよう国に要求した」と述べました。
黄河は全長がおよそ5400キロに達しており、中国の二番目の大河となっています。
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