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広東省興寧市の大興炭鉱で7日発生した出水事故で、9日午後5時現在、4人が救出されたほか、123人が坑内に閉じ込められている。
大興炭鉱は1990年に建設された民営炭鉱で、国家の採掘許可証と工商営業許可証を取得していなかった。これまでの調査から、違法経営による大規模な炭鉱事故の典型例とみられ、きわめて悪質なケースで、状況は深刻だ。出水事故の発生後も、炭鉱の経営者や幹部は現地政府や関連部門に報告せず、現場から逃亡している。現在、事故に責任を負うべき11人のうち、すでに10人が逮捕されている。
共産党広東省委員会と同省政府は9日、同省梅州市政府、興寧市政府が大興炭鉱への監督責任を果たさなかったとして、何正拔・梅州市長と曽祥海・興寧市長を停職処分とし、調査を行うことを決定した。広東省政府は、同日から9月末まで、同省の全炭鉱を生産停止して整理を行い、大規模な検査を行うことを決めた。(編集SN)
「人民網日本語版」2005年8月10日
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