中国西北部新疆ウィグル自治区牧畜局のハサイイン局長は、このほど、ウルムチで、百万人の新疆牧畜民が長い間続けていた遊牧の歴史を終え、徐々に、安定的で快適な生活を送れるようになったと語りました。
新疆は古くから、中国北方の遊牧民が代々生活してきた土地です。数千年来、これらの遊牧民族は水や草の豊富な場所を追いかけて住居を構え、気候に任せて牧畜業を営んできました。今、政府の扶助と助けにより、定住生活が地元遊牧民族の主要な生活形態となりつつあります。牧畜民はこれまでの粗放的な牧畜の飼育方式を変え、それにより、春と秋の家畜の死亡率を大幅に減らしました。このほか、政府は定住地に学校を作り、牧畜民の子供の就学問題の解決を図っています。
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