中国人口発展研究センターはこのほど、報告を発表し、「20世紀70年代から計画出産政策を実行して以来、中国西北地区の人口増加率は全国でずっとトップを占め、資源環境への圧力も大きくなっている」と指摘しています。
西北地区には陝西、甘粛、寧夏、青海、新疆の5つの省と自治区があり、現在、人口は9000万人余りいます。専門家は、「現在の出産レベルによって、2015年ごろになると、西北地区の人口は1億人を超えるだろう」と推定しています。
報告は、「西北地区では、貧困人口は多く、都市化のレベルは低く、計画出産政策を実施しても、人々の出産観念は根本的に変っておらず、多くの出産によって貧困になった家庭が多いようである」と指摘しています。
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