IAEA・国際原子力機関のエル・バラダイ事務局長は5日、全面的に核兵器を廃棄し、人類と地球の生存を保証するよう国際社会に呼びかけました。
これはエル・バラダイ事務局長はウィーンで行われた日本原爆60周年の記念式典で述べたもので、エル・バラダイ事務局長はその際、「アメリカが日本の広島と長崎に投下した原子爆弾による災難的効果は核兵器廃絶の重要さを物語っており、それは悲劇が繰り返すことを避ける唯一の道である」と指摘しました。
エル・バラダイ事務局長は当日発表した声明の中で、「世界には現在約3万発の核弾頭があり、『核実験全面禁止条約』がまだ発効しておらず、非核化の世界を構築することは依然として長期的な目標である」と述べました。
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