中国の王光亜国連大使は4日、G4・日本、ドイツ、ブラジルとインドが進めている安保理常任理事国拡大プロセスは国連改革の前途を破壊していることから、中国とアメリカ両国はそれぞれ最大の努力を尽くし、この決議草案の国連での可決を阻止していくと述べました。
これは、アメリカの新任国連大使ボルトン氏との会合で共通の認識に達したもので、王光亜国連大使はこれについて、「G4決議案がもし可決されれば、安保理の有効性に損害をもたらすことは疑いのないことであり、中米双方は、この4国の強行採決実施の阻止に尽力していく」と述べました。
王光亜国連大使はさらに、「AU・アフリカ連盟がG4決議草案への支持を拒否していることから、G4は決議草案を撤回すべきだ」と強調しました。
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