中ロ両国は05年8月18~25日に合同軍事演習を実施する。中国国防部とロシア国防省が2004年7月に調印した覚書に基づくもので、演習のテーマは「平和の使命ーー2005」。演習はロシア・ウラジオストック沖、中国・山東半島とその近海で行われる。

　演習は第3者を想定したものではなく、第3者の利益には関係しない。演習の主目的は中ロの相互信頼と友好の促進両国・両軍の防衛や安全保障分野における協力と協調両軍による国際的なテロリズムや過激主義、分裂主義の共同取り締まりに向けた演習危機対応の実施と連携新たな試練・脅威に対する両国の対処能力の向上??など。

　中ロ双方は陸軍、海軍、空軍と空軍降下部隊、海軍陸戦部隊、支援部隊の1万人近くを演習に参加させる。18日には、両軍の総参謀長がウラジオストックで演習開始を宣言する。

　演習には上海協力機構（SCO）加盟国の国防担当相、SCOオブザーバー国の代表が見学に招かれている。（編集UM）

「人民網日本語版」