中国で21基目となる科学技術用の帰還式試験衛星が2日午後3時半、甘粛省の酒泉衛星打ち上げセンターからキャリアロケット「長征2号丙」で打ち上げられた。
9分後、衛星が予定された軌道に入り、打ち上げが成功したことが西安衛星測控(観測管制)センターで確認された。
同試験衛星の目的は主に、科学研究、国土調査、測量・地図作成、宇宙科学、技術実験など。
キャリアロケット「長征2号丙」は、赤道上空付近を運行する衛星や帰還式衛星の打ち上げに使用されている。これまでの打ち上げ成功率は100%。キャリアロケット「長征」シリーズ打ち上げは今回が86回目で、中国によるキャリアロケット発射の成功は1996年10月以来、44回連続となる 。
「人民網日本語版」
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