大型の歴史資料集「南京大虐殺史料集」の第1集8冊がこのほど、江蘇省人民出版社から出版された。南京大学・中華民国史研究センター主任の張憲文教授(旧日本軍南京大虐殺史研究会会長)が中心となって編集した。
同史料集は全25冊。今回出版されたのは「戦前の南京と日本軍の空襲」「南京防衛戦」「生存者の日記と回想」「米国人宣教師の日記と書簡」「被害者の遺体埋葬」「外国メディアの報道とドイツ大使館の報告」「東京裁判」「日本軍将兵の日記」の8冊。
江蘇人民出版社の呉源社長によると、この史料集は南京大虐殺に関する重要資料を初めて全面的かつ系統的に紹介するもので、南京防衛に向けた中国軍の旧日本軍との徹底抗戦に関する歴史文書や、欧米人の南京大虐殺に関する文字資料、南京大虐殺の生存者の証言などを網羅している。(編集KS)
「人民網日本語版」
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