原油価格高騰を理由とした航空料金への燃料付加料金(燃料サーチャージ)の上乗せが、近く復活する。国家発展改革委員会と民用航空総局は先に通知を出し、8月1日から国内線の旅客運輸料金に燃料付加料金を上乗せし、飛行距離により20元または40元を徴収するとの決定を伝えた。
通知は今年の国際原油価格の急騰で、国内線の航空燃料価格が大幅に値上げされ、航空会社の運輸コストが急増したと指摘している。
燃料付加料金は、先の航空券価格制度の改革で撤廃されていた。航空会社はこれまで数回にわたり燃料付加料金の上乗せを申請したが、いずれも主管部門が認めなかった。年上半期、民用航空市場は需要・供給ともに活発で、輸送量は2けた以上の成長を維持した。しかし原油価格値上げが続いたことで、業界では大半の企業が深刻な赤字を抱え、燃料付加料金の上乗せを求める声が再び高まっていた。
「人民網日本語版」
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