愛知万博・中国館で現在、中国の児童による絵画の展覧会が開かれている。中国館の映像スペース「水晶影視庁」から販売コーナーまで続く階段の壁に、十何枚もの絵が飾られているのに気づいた人もいるだろう。
絵画展の開催に携わったのは、中島正俊夫妻。中島氏は退職した元銀行員で、現在は岐阜県日中友好協会の常任理事を務める。中島氏は日中友好促進活動に従事してすでに10年。主に文化交流に携わっているが、特に児童の描いた絵を好み、「中国の子供たちの絵には、心を込めた生活が感じられる」と話す。中日両国の友好と平和に対する中国の児童の願いを多くの日本人に知ってほしいとの強い思いから、中国館の支援と協力の下で今回の絵画展が開催されることになった。
中島氏は、日本の多くの人に絵画展を見てもらおうと、日本放送協会(NHK)と連絡を取り中国館の取材を実現させた。NHKは全面的に協力したばかりでなく、中国館のテーマ「自然、都市、調和」をテーマとして30分の生放送番組を放送した。番組は対話形式で、司会の黒沢保裕アナウンサーと竹内里枝キャスターが中国館の鞠文永副館長とともに、中国の茶文化や自然、都市、生活から語り始めて、児童絵画展を話題に引き出し、日本の多くの視聴者に向けて中島氏と児童絵画展を紹介した。(内容は中国館のウェブサイトより)
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