四川省衛生庁の24日の発表によると、同省資陽市でこのほど発生した原因不明の病気の患者数は、今月23日正午までに累計58人に達した。うち資陽市の居住者は55人、隣接する内江市の居住者は3人。臨床診断で確認された患者数は48人、疑い例は10人で、このうち死亡者は17人(資陽市15人、内江市2人)、治療が完了して退院した人は2人、継続入院中の重症患者は12人、継続入院中で病状が好転した患者は27人となっている。患者の居住地は、資陽市の3区・県および内江市資中県の23郷・鎮(街道)と49村に及ぶ。
伝染病学的調査の結果、患者の分布は分散しており、患者間に伝染病学的なつながりがみられないことや、人から人への感染を示す証拠が見あたらないことなどが明らかになった。(編集KS)
「人民網日本語版」2005年7月25日
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