中国商務省報道弁公室が23日明らかにしたところによりますと、アメリカ側は、中国産のウールズボンの輸入制限実施の決定を延期し、最終的には7月末にこの決定を下すことを中国側に知らせました。

　中国商務省は、「中国側は、アメリカ側が繊維製品輸入制限の措置を講じる面で慎重な態度をとっていることに注目している」と述べました。

　7月22日、中国商務省は、アメリカ側が中国産のウールズボン輸入に対してセーフガードを実施することを決めたという通達を受けとりました。このことについて中国商務省の崇泉スポークスマンは談話を発表し、「中国政府はこれに断固反対すると共に強い不満を示している」と述べました。