イタリアを訪問中のアフガニスタンのカルザイ大統領は22日、イタリアのベルルスコーニ首相と会見した後、「国際社会が共に努力してこそ、テロリストを取締ることができる」と強調しました。

    カルザイ大統領はその際「テロ襲撃は一つの都市、一つの国に対するものではなく、人類を標的にしているので、人類が共同で努力してこそ、テロリストをなくすことができる」としたあと、ロンドンでのテロ爆発事件を非難しました。

    カルザイ大統領はベルルスコーニ首相と会談した際、主にアフガニスタン再建の進展状況を紹介しましたが。カルザイ大統領は「アフガニスタンでの9月の議会選挙は重要な意義を持っている。イタリア政府がアフガニスタンの再建を支持することを希望する」と語りました。

    いま、イタリアはアフガニスタンに910人の軍隊を派遣し、NATO・北大西洋条約機構のアフガニスタン駐在部隊の行動に参与しています。