中国の胡錦涛国家主席、賈慶林全国政治協商会議議長、全人代常務委員会の呉邦国委員長は22日、北京で中国訪問中のスペインのサパテロ首相とそれぞれ会見し、胡錦涛国家主席はその際、「中国はスペインと共に努力し、双方が各分野、各レベルで交流と協力を深めることを希望する」と語りました。
胡錦涛国家主席は、「中国は今、『いくらかゆとりのある社会』を全面的に建設し、国民経済の持続的な急成長を保っている。スペインはアジアに対する投資を増やし、アジアとの経済協力を拡大している。このことは両国関係の発展にすばらしいチャンスをもたらしている」と指摘し、双方がそれぞれの優位性を発揮させ、両国の友好協力関係を絶えず新しい段階に引き上げていくよう期待しました。
サパテロ首相は、「スペインは一つの中国の政策を引き続き実行し、対中国関係を積極的に発展させ、両国の政治、経済貿易、科学技術、観光、文化など分野における協力を強化していく」と述べました。
一方、賈慶林議長は会見の中で、「中国側はスペインと共に努力し、交流と協力を一層強め、絶えず双方の協力の基礎を拡大していく」と語りました。
全人代常務委員会の呉邦国委員長もサパテロ首相と会見し、呉邦国委員長は、「中国全人代はスペイン議会と各レベルでの交流を強め、二国間関係を推し進めていく」意向を表明しました。
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