中国人民銀行が21日、人民元為替レートに関するメカニズム改革においていくつかの措置を公表したことに対して、国際社会は積極的に反応しています。

　西側7カ国グループの財務相と中央銀行の総裁は、それぞれ声明を発表し、中国政府がより柔軟な為替レートメカニズムを導入したことは、世界経済の成長と安定に有利であると述べました。

　国際通貨基金のスポークスマンは、「人民元為替レートの形成メカニズムの柔軟性を拡大したことは、中国の最大の利益に符合し、中国政府の経済管理力の増強にもプラスになる」との考えを示しました。

　欧州中央銀行の総裁は、「中国人民元為替レートをドルぺっく製を取りやめたことは、世界金融の安定にプラスになり、世界経済の更なる好調にも有利である」と強調しました。

　アメリカのスノー財務相は声明の中で、「中国為替レートメカニズムの改革は、中国と国際金融体制にとって重要なものだ」としています。

　このほか、日本、ドイツ、フランス、カナダなどの国々も、積極的な評価を出しています。