イギリスのシンクタンクである王立国際問題研究所が18日発表した研究リポートによりますと、イギリスがアメリカに追従してアフガニスタンとイラクでの戦争に加わったことが、今月7日ロンドンでのテロを導いたということです。
リポートでは、イギリスがアメリカに追従してアフガニスタンとイラク戦争に加担したことは、アルカイダ取り締まりのプロセスにおいて重要な役割を果たす一方、イギリスをかなり危険な状態に陥れ、テロリストによる襲撃の危険性を高めたとのことです。
同リポートでは、反テロ政策を世界中で推し進める中、イギリスは、アメリカと対等に振舞う政策の決定者ではなく、むしろ車の後ろに座る乗客のように、運転台をアメリカに譲ったということです。
今月7日、ロンドンでは一連のテロ事件が起こり、それにより、55人の死亡者と700余人の負傷者が出たとされています。
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