EU加盟国の外相が18日ブリュッセル会議を開き、このほどのロンドンでの同時多発テロ事件を強く非難し、EUと各加盟国は必要な措置を講じて、テロ取締りの度合いを強化していくべきだと強調した文書を採択しました。

　会議に参加した外相たちは、「テロ取締り分野で、EUと各加盟国は発生しうるテロ攻撃の防止に尽力し、テロ襲撃を受けうる目標を保護し、テロ事件の当事者を逮捕しなくてはならない。EUはまた、襲撃を受ける率が高い国に関連の技術的支持と能力的支持を提供するべきだ」としています。

　EUの外相たちはまた、「EUが年内に戦略的措置を制定し、過激主義的傾向の発生を防止し、テロリストによる襲撃者募集を阻止しなくてはならない」と強調しました。