ロシアのアレクセエフ外務次官は、13日、ロシアは朝鮮がNPT・「核拡散防止条約」への復帰を包括的に考え直すよう呼びかけると共に、まもなく開かれる朝鮮半島の核問題を巡る第四回六ヶ国協議が、朝鮮の核問題解決で進展を見せるよう望んでいると表明しました
アレクセエフ外務次官はは「様々な現象から見て、朝鮮はNPTへの復帰を考慮しており、復帰には全般的な考慮が必要であり、それは、朝鮮の核問題と関連の問題の包括的な解決を求めることだ。このために、朝鮮側とその他の関連各側の間に見られる様々な憂慮をまず取り除かなくてはならない」との考えを示した上で、ロシアは朝鮮への安全保障の提供を主張すると重ねて表明しました。
別の報道によりますと、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は当日、論評を発表し、日本が6カ国協議で日本人拉致問題をまたも取り上げることに反対すると表明しました。
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