AU・アラブ連盟とEU・欧州連合は11日、イスラエル内閣が東エルサレムの分離フェンスの建設の加速を決めたことをそれぞれ非難しました。
AUのザキスポークスマンは、「イスラエル側がエルサレムの地位の帰属を改めようとする企みは実現できず、このやり方は、国際法を蔑視するものである。イスラエル側も、パレスチナとアラブ人民が政治的ルートを通じて、合法的権利を獲得する決意を絶対に揺るがすことができない」と述べました。
EUのソラナ共通外交・安全保障上級代表は当日、イスラエル側の決定を非難し、このようなやり方は不法なものである」と述べました。
イスラエル内閣は、10日、9月1日までに東エルサレムの分離フェンスの建設を完成すると決めました。計画によりますと、東エルサレムの分離フェンスは、東エルサレムのパレスチナ人住宅区を横切るということです。
|