国家人口計画生育委員会兼職委員会議が8日北京で開かれ、華建敏・国務委員兼国務院秘書長は中国大陸部が1970年代に開始した計画出産政策について、「人口や計画出産への対策は社会が驚くほどの成果を上げ、人口の過度の増加を抑制し、人口再生産型の歴史的転換を実現した」と指摘しました。華国務委員によると、計画出産政策により中国の累計出生数は当初の見込みより3億人以上抑えられ、人口13億人到達の日を4年遅らせました。また総合的な国力の向上、社会の進歩、国民の生活改善を効果的に促進したということです。
華国務委員は、「人口問題の解決を重視するとともに、人口の資質・構造・分布などの問題を軽視することはできない。国家の人口面の安全保護、社会主義による調和の取れた社会の構築という角度から、人の全面的発展の促進を目標として、人口分野に生じる新たな状況や問題を解決するよう計画していかなくてはならない」と指摘しました。
「人民網日本語版」
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