北京市郊外の中国人民抗日戦争記念館で7日、「中国人民抗日戦争・世界反ファシスト戦争勝利60周年記念大型展覧会」が開幕した。
開幕式には、中国共産党中央宣伝部の劉雲山部長(中央政治局委員)が出席し、スピーチを発表した。劉部長はスピーチの中で次のように述べた。
中国の人民による抗日戦争は、中国共産党が呼びかけた抗日民族統一戦線の旗印の下で、国民党と共産党の協力を土台に、香港・澳門(マカオ)・台湾の同胞や海外に住む同胞を含めたあらゆる全国各民族の人民が、日本の帝国主義による侵略に抵抗して起こした正義の戦争だ。中国人民の抗日戦争は、世界反ファシスト戦争の重要な構成部分であり、東方の主戦場であり、中華民族は世界反ファシスト戦争の勝利に極めて大きな貢献を行い、民族的犠牲をはらった。
現在、中国の改革開放と現代化は正念場に差し掛かっている。現代化の推進加速や祖国統一の達成、世界平和の維持や共同発展の促進は、歴史と時代がわれわれに与えた厳粛な使命だ。われわれは平和・発展・協力の旗を高く掲げ、歴史を心に刻み、過去を忘れず、平和を愛し、未来を開き、中華民族の復興の実現や世界の平和・発展の促進という崇高な事業のために、新しく、より大きな貢献をしていく。(編集KS)
「人民網日本語版」2005年7月8日
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