国務院新聞弁公室は7日午前、記者会見を開いた。中国共産党中央組織部の李景田副部長(「中央による共産党員の先進性教育活動指導チーム」副チーム長)は会見で、党全体で行っている共産党員の先進性を保つための教育活動について紹介、さらに記者の質問に答えた。以下、一問一答。
香港紙「文匯報」:最近、中国政府を批判する国外の一部の人々が、千人単位の中国共産党員が脱党を求めていると言い広めている。事実なのか。
李景田部長:われわれもこのところ、国外の一部のウェブサイトが千人単位の共産党員が脱党要求したという情報を発表したり、数人の退党声明を掲載していることに気付いている。調査の結果、これらの情報は別の意図を持った人々によるデマと分かった。
掲載された声明について、退党を求めるという党員の状況を調べてみると、該当者無しと判明したり、かなり前に国外に定住した人たちを利用した作り話と分かったりしている。中には、有名な作家の孟偉哉退党したというデマもあった。孟偉哉氏はこれを聞いて非常に憤慨し、自分は決して脱党してない、とメディアに宣言している。
2004年に入党を申請したのは全国で1738万人。前年より135万7千人多く、前年比8.5%の伸び。2004年に新たに党員となったのは241万8千人。前年より18万3千人多く、伸び率は8.2%だった。(編集CS)
「人民網日本語版」2005年7月8日
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