中国の胡錦涛国家主席は7日午後、イギリスのスコットランドのクラスゴーで開かれたG8・主要国+新興5ヶ国首脳との対話会議の期間中、アメリカのブッシュ大統領、フランスのシラク大統領、ドイツのシュレーダー首相とそれぞれ会見しました。
シラク大統領との会見で、胡錦涛国家主席は「中国とフランスは重要な国際問題と地域問題で、良好な意思疎通と協調をを保っている、」と述べああと、引き続き積極的な役割を発揮し、EUの対中国兵器禁輸令の早期撤回を促し、中国の完全なる市場経済的地位を承認するようフランスに希望しました。
これに対し、シラク大統領は「フランス側は引き続き努力し、EU が 出来るだけ早く胡錦涛主席が打ち出した問題の解決を推進していく。これは双方の利益にプラスとなるからだ」と述べました。
胡錦涛国家主席は、シュレーダー首相と会見した際、「第二次世界大戦後、ドイツは平和発展の道を堅持し、地域と世界の平和と安定を維持する重要な勢力となっている。中国はドイツと共に、両国関係の発展を推進して行く」と述べました。
シュレーダー首相はこれに対し「ドイツと中国の関係はいま歴史上的な最もよい時期ある。ドイツはエネルギー分野における中国との協力を強化し、経済発展と人口、資源、環境との協調的発展を促していく」と述べました。
ブッシュ大統領との会見で、胡錦涛国家主席は、中米関係及び、共に関心を寄せる国際問題と地域問題について意見交換をおこなっています。
胡錦涛国家主席は7日の午後、特別機でイギリスを離れ帰国しました。
|